
プログラム
ワークショップ・特別企画etc
ワークショップ
BOMグループワーク『BOM悩み相談会』
オーガナイザー:
中熊 英貴(済生会熊本病院)
セッション概要
熊本で開催しました企画の第二弾です。
また、新たに編成、発足しました医療情報委員会BOM部会のこけら落としの企画でもあります。
熊本の企画に参加したあなた、参加していないあなた、どちらも大歓迎です。
BOMを購入したけれど、導入できていないあなた。
BOMを導入したけれど、BOMの運用や可視化/解析で迷っているあなた。
さらに、
BOMについて悩みがあるけれど、打ち明けられていないあなた。
BOMについて質問したいけど、質問できてないあなた。
BOMについて言いたいことが山ほどあるけど、言えていないあなた。
このワークショップでは、BOMの疑問や悩み、質問、要望を共有し、楽しくディスカッションしながら解決に導く企画です。
部会メンバーも参加しますので、BOMの疑問や悩み、要望をぶつけて下さい。さらに、BOMに精通したメンバーも参加しますので、適切なアドバイスを生で聞くことも出来ます。
なお、パス概論などの説明はありません。基本的なパスに関する知識のある方のご参加をお願いいたします。
セッション概要
人間の行動や理念には、What、How、Whyの3つの段階があるといいます。多くの人はWhatを知っており、いくらかの人はHowを知っていますが、Whyを知る人は少ないです。ヒトは、脳の中心部でWhyを理解(共感)し、外側の大脳皮質でWhatを言語化して行動するそうです。なので、最初にWhatを教えられて、やるべきことは分かっても、Whyの理解(共感)がないと「どうも納得感が得られない、腑に落ちない」という状況に陥ります。
一方、形(かた)を学び、あとから心が身に付く、いわゆる「形から入って心を学ぶ」という考え方もあります。しかし、ここで問題なのが、最近のクリニカルパスの「形」が「電子カルテ(電子クリニカルパス)」になってしまっていることです。以前のように、自分たちで紙のクリニカルパスを作成し運用していた頃は、多くの気付きや共感が得やすかったと思うのですが、最近の電子クリニカルパスのセットオーダーやアウトカム評価・バリアンスチェックを何度使用しても、そこから「心に至る」ことは稀だと思います。
私は「大切なことは、クリニカルパスというツール(形)を使ってパス医療を行うこと、その背景にはパスマインド(心)を持っていること」だと考えています。パスマインドは「常に改善の姿勢と科学的な思考を持ち、チームの一員として患者に最適かつ優しい医療を提供しようとする心」と定義しています。
この企画では、パス創世記の先駆者たちが、どのような心を持って、なぜ(Why)パスを始めたのかを深堀りしたいと思います。
あなたの施設でパスを普及させるための合言葉は「Start with Why」!
特別企画
あなたの施設でパスが普及しない理由(わけ)を教えます!
ーStart with Why(先ずホワイより始めよ)ー
オーガナイザー・座長:
演者:
吉田 茂(医療法人葵鐘会)
吉田 茂(医療法人葵鐘会)
岡田 晋吾(北美原クリニック)
吹矢 三恵子(福井総合クリニック)
今田 光一(若草第一病院)
セッション概要
論文の書き方セミナー
私でも書ける初めての実践報告
座長:
下條 隆(羽島市民病院)
高﨑 美幸(東葛クリニック病院)
演者:
瀬戸 僚馬(東京医療保健大学)
2012年から始まった本企画も今年で10回目となります。
過去には統計の解説、学術研究の進め方、原著論文・研究報告の書き方を想定した、どちらかというと中級~上級向けの内容が主体でした。本学会では学会誌への投稿を奨励する目的で、本学術集会での一般発表の座長の方々に座長推薦をお願いしています。
しかしながら、なかなか会員のみなさんに投稿いただけない、投稿いただいても論文の体をなしていない、というのが現実です。
そこで、今年度は、初めて実践報告を書く会員向けに瀬戸委員がわかりやすく指南します。えっ、学術集会で発表したら座長推薦で論文執筆の依頼が来てしまった。どうしよう?論文なんて書いたことがない、というあなたにピッタリの企画です。せっかくのよい取り組みを実践報告にして、全国のパス仲間に読んでもらいましょう!
論文発表
座長:
田中 良典(武蔵野赤十字病院)
村木 泰子(東海大学/NTT東日本関東病院)
セッション概要
2022年度
【実践報告】第24巻第1号
BIツールとETLツールを用いたクリニカルパスデータ分析プロセスを改善する試み
済生会熊本病院 西中 巧
【実践報告】第24巻第1号
食道がん術後せん妄ハイリスクパスの評価と修正
神奈川県立がんセンター 谷島 和美
【実践報告】第24巻第1号
当院クリニカルパスにおける急性期リハビリアウトカム導入の試み
済生会熊本病院 日髙 淳
※ご所属は論文掲載時のものです。